佐賀
2023年11月20日
転入初戦ウインアライバル筆頭に上位混戦「霜月特別」(佐賀競馬)
20日(月)佐賀競馬メイン第11レースは「霜月特別」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎6 ウインアライバル(牡7、山田徹厩舎)は、前所属地の岩手では、22年4月の再転入後すべて1600メートル戦を使われ、A級三組(22年7月)とB1級二組(23年8月)と計2勝を挙げ、今年4月以降は10戦連続で掲示板内を確保していました。佐賀転入初戦の今回はB級中距離戦で上位実績のある馬が多いものの、力量が抜けている馬は不在のメンバー構成。先行策から押し切りも狙えそうです。
○5 オデンセ(セン6、山田徹厩舎)は、6月のB級昇級初戦から中距離の特別戦へ挑戦を続け、5戦目までは掲示板外に敗れるレースもあり苦戦していました。しかし4走前に普通競走のB級4組(9月23日、1400メートル)で勝利すると特別へ再挑戦し、3走前の仲秋特別(10月1日、1750メートル)で特別初勝利を挙げました。ここ2走はブレイブアモーレ、ミヤノウッドリーと3歳馬に敗れましたが、両馬ともに不在となり、特別2勝目のチャンスとなります。
▲7 スカイ(牝4、柳井宏之厩舎)は、1月からの佐賀では14戦し13戦で馬券圏内を確保。C2級スタートから、前走はC1級のオクトーバー特選(10月23日、1750メートル)を勝利しています。B級昇級初戦から特別戦へ挑戦と、相手強化の一戦ですが、上位への食い込みを期待したいところです。
そのほか、前開催の錦秋特別(11月6日、1800メートル)で4着の△2 グランツエクラ(牡5、手島勝利厩舎)、同5着△3 グランクロワ(セン6、石川浩文厩舎)らも中距離戦の上位実績が豊富で、引き続き上位争いとなりそうです。
(文/上妻輝行)