ばんえい
2023年11月25日
ジェイヒーローが巻き返す「ピヤシリ特別」(ばんえい帯広競馬)
11月25日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ピヤシリ特別」(B1級-1組混合)が行われます。
B1級馬とB2級馬による混合戦で、B1級-1組・五稜郭特別から4着オオゾラマミ、5着ジェイヒーロー、6着キタノハナマメ(牝7、平田義弘厩舎)、7着キタノミネの4頭、B1級-2組平場戦から1着サカノハマナカ(牡7、田上忠夫厩舎)、B2級-1組平場戦からは1着スーパースピード、2着ジェイスカイなど4頭、B2級-2組平場戦から1着ダテヒホウの10頭立てです。各馬異なる路線からの出走ですが、重量が前走から据え置きとなる五稜郭特別組が上位です。週末は雨予報もあり、微妙な馬場での競馬になりそうです。
◎2 ジェイヒーロー(牡3、金山明彦厩舎)695キロを本命に推します。五稜郭特別は1着ホクセイタイヨウ、2着ジャパントップの先行力自慢が速い流れを作り、前々で競馬がしたいジェイヒーローにとっては厳しい展開。障害は1番手で仕掛けましたが、ニの腰が入らず5番手での通過で、降りてからは伸びたものの、結果1着ホクセイタイヨウから12秒9差の5着と敗れています。今回は混合戦のため、相手と展開に恵まれた感もあり、ジェイヒーローの逃げ切りが期待されます。
○3 オオゾラマミ(牝6、中島敏博厩舎)695キロが対抗です。今季は4勝を挙げていますが、特別戦には実績がない馬です。スタートからポンと先行するタイプではなく、中位を進み障害で抜け出して押し切るのが勝ちパターン。先行タイプの馬が多く、直線での切れ味勝負になった時にはこの馬の差し脚が生きそうです。
▲1 キタノミネ(牡3、槻舘重人厩舎)695キロが3番手です。今季メンバー最多の6勝を挙げているスピード馬です。B1に昇級してからは勝ち切れず、ばんえい菊花賞では勝ち馬に離されましたが、4着を確保しています。逃げタイプだけに一気に突き抜ける展開でなければモロイ所がありますが、障害ひと腰なら前残りの期待が掛かります。
(文/小寺雄司)