佐賀
2023年12月18日
力量上位トゥールリーの3連勝濃厚「アルデバラン特別」(佐賀競馬)
18日(月)佐賀競馬メイン第11レースは「アルデバラン特別」(2歳、佐賀競馬場1400メートル)。
◎2 トゥールリー(牡、北村欣也厩舎)は、ここ2開催は特別や重賞に限定条件が課せられていたため、いずれも2歳2組(1400メートル)に出走し、前々走(11月18日)、前走(12月2日)とも快勝しています。今回は佐賀デビュー限定戦のうえ、重賞路線で鎬を削ったムーンオブザサマーやウルトラノホシは不在。メンバー中唯一の重賞勝ち馬と力量では抜けた存在で、勝利濃厚でしょう。
○5 ウェンティ(牝、井樋明正厩舎)は、前走のフォーマルハウト賞(12月3日、1400メートル)では後方10番手から直線で伸び、3頭の優勝争いには届きませんでしたが、1着ファーマティアーズ(大井)から1秒0差の4着に食い込みました。8月の初勝利以降は勝ち星がありませんが、特別クラスや2組で馬券圏内に4度進出と堅実に走っています。
▲8 デッドフレイ(牡、鮫島克也厩舎)は、新馬(10月28日、900メートル)勝利後はベテルギウス賞(11月18日、1400メートル)に挑戦。勝ち馬からは1秒4差でしたが、3着のウェンティとは1馬身半(コンマ3秒)差の4着でした。前走の2歳5組(12月4日、1400メートル)を勝利し特別戦へ復帰。ベテルギウス賞同様に上位進出が狙えそうです。
そのほか、6戦中5戦で馬券圏内を確保している△4 サガノオウマサン(牡、土井道隆厩舎)、3組と4組で各1勝を挙げ今回が特別初挑戦の△7 ユバチーズダブル(牝、松島壽厩舎)にとって相手強化の一戦ですが、トゥールリー以外とはそれほど力量差がなく、上位進出の余地もありそうです。
(文/上妻輝行)