兵庫
2023年12月06日
初戦完勝ドンフクリンの勢いに期待「水曜競馬ランド放送中!記念」(園田競馬)
6日(水)の園田競馬メイン第11レースに「水曜競馬ランドBAOOへ ゴー!放送中!記念」(A1A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎8 ドンフクリン(牡4、田中一巧厩舎)は中央在籍時の22年9月に芦屋川特別(1勝クラス交流)を勝利していたが、前走が転入初戦。圧倒的人気のホテルカリホルニアを外から差し切る強い内容で上々のスタートを切った。今回は中1週、A1との混合戦で一気の相手強化になるが、55キロで出走できるのは有利で、前走の勝ち時計通りに走れば連勝を狙える。
○9 コウエイアンカ(セン8、保利良平厩舎)は今年に入って未勝利で振るわなかったが、「昨年は暖かくなる4月まで使わなかったところ、今年は2月から使い出したことで調整が難しくなってしまった」と保利良平調教師は振り返る。夏場を休養に充てたことで調子は戻ってきており、鬼脚復活を見せたい。
▲3 トリニティノット(牡5、野田忍厩舎)の前走はイナズマテーラーの先行力に屈したが、少頭数で落ち着いた流れになったことも合わなかった。フルゲートになり前半のペースが速くなればこの馬の先行力を発揮できる。
☆2 タガノプレトリア(牡8、新子雅司厩舎)は夏場を過ぎて気配が明らかに上向いている。前走は直線で内から鋭く伸びて先頭に立つ勢いを見せたが、最後にもうひと脚使えなかったところを見ると距離短縮がプラスに出そうだ。
△7 ビナサクセス(牡5、柏原誠路厩舎)は5カ月ぶりで、初めての1230メートル戦になり評価が難しいところだが、動きが重たかった能力検査時よりも追い切りでは軽快に動いており態勢は整ったとみて良さそうだ。
△12 イルティモーネ(セン10、石橋満厩舎)は内をうまく立ち回った時に末脚を発揮できており今回の大外枠はマイナス材料だが、好調をキープできている。吉村智洋騎手との初コンビで一発を期待したい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)