兵庫
2023年12月05日
ライバル不在でオズモポリタンの連勝か「奈良県酪農特別」(園田競馬)
5日(火)の園田競馬メイン第11レースに「奈良県酪農特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎2 オズモポリタン(牝3、諏訪貴正厩舎)の前走はライバル、アグネスシュウとの3度目の対決だったが、好位から4コーナーで外へ持ち出して前で粘るアグネスシュウを差し切って3走前に敗れた雪辱を果たした。今回はライバル不在で他にも強敵は見当たらない。好位の内でじっくり脚をためて直線で抜け出してくる。
○6 ベラジオホープ(セン5、栗林徹治厩舎)は前走オズモポリタンには完敗したが、本来の逃げる競馬で3着に入って見せ場を作った。今回も逃げか2番手からマイペースで運べそうで引き続き好勝負になる。
▲10 ミスカイウラニ(牝5、松浦聡志厩舎)は再転入初戦で2着だったが、完調手前にもかかわらず最後まで鋭く伸びており底力を示した。大外枠も絶好で、叩き2走目で前走以上の末脚を見せてくれそうだ。
☆3 キュールエライジン(牡5、中塚猛厩舎)は兵庫で3勝した後にJRAへ復帰したが未勝利に終わり、今回は1年8カ月ぶりに園田へ復帰して初戦を迎える。B2まで勝ち鞍があり、編入条件は再びB2なら恵まれたといえる。追い込み馬で展開に左右されやすいタイプだが、地力の高さに期待したい。
△9 ニシノウール(牡3、山口浩幸厩舎)はB2に昇級した後の2戦は入着前後の成績だったが、前走はすんなり2番手に取りつくことができてクビ差の2着に好走した。勝ち馬は園田で6戦6勝のララモンドールだっただけに高く評価して良さそうだ。今回も積極的に先行して粘り込みを図る。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)