ばんえい
2023年12月10日
実績断然サクラヒメの相手探し「レディースカップ」(ばんえい帯広競馬)
12月10日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、準重賞「レディースカップ」(4歳以上牝馬選抜)が行われます。
最軽量710キロがアローリキヒメ、ダイヤカツヒメ(牝4、久田守厩舎)など5頭、720キロがナカゼンガキタ、ヒメトラマジックの2頭、トップハンデ730キロがサクラヒメ、ミソギホマレ(牝5、坂本東一厩舎)、シンエイボブの3頭による10頭立て。最大20キロ差の微妙なハンデで争われます。
◎3 サクラヒメ(牝5、今井茂雅厩舎)730キロを本命に推します。前走のドリームエイジカップで2着メジロゴーリキに7秒9もの差をつけて優勝。ゴール前、渡来心路騎手の手綱は持ったままで余裕さえ感じさせる強さでした。ばんえいオークス、天馬賞など世代限定重賞4勝の強豪で、ドリームエイジカップは初の古馬オープンのタイトルだけに価値が高いです。今回は牝馬限定で前走時よりも10キロ軽い重量。素直に相手探しといえます。
○4 シンエイアロイ(牝4、久田守厩舎)710キロが対抗です。今季4勝を挙げている障害巧者。重賞には6度挑戦し無冠ですが、2走前のクインカップでは逃げ切り寸前でアローリキヒメに差し切られたものの0秒3差と惜敗の2着でした。
▲1 アローリキヒメ(牝4、小林長吉厩舎)710キロが対抗です。クインカップでシンエイアロイを差し切って、重賞挑戦2戦目で初制覇しています。今年の夏以降に4勝と力をつけています。
(文/小寺雄司)