佐賀
2023年12月16日
プライモーディアルの先行押し切りなるか「水仙賞」(佐賀競馬)
16日(土)佐賀競馬メイン第5レースは「水仙賞」(B級、佐賀競馬場1400メートル)。
◎6 プライモーディアル(牡6、池田忠好厩舎)は、B級昇級2戦目となる前走のA2・B級(11月20日、1400メートル)では逃げを打ち、アインジェニーに2馬身半(コンマ5秒)差を付け勝利しています。今回はB級特別クラス初挑戦ですが、前走で2着に降したアインジェニーはその次走となる前開催のローズ特別を勝利しており、前走同量の走りができれば特別クラスでも十分戦えそうです。
○5 オデンセ(セン6、山田徹厩舎)は、C1級特選やB級特別クラスでは中距離戦を使われ、近5走では3度馬券圏内に進出(1勝)しています。今回はB級昇級後は2度目となる1400メートル戦への出走ですが、前回この距離を使われた6走前のB級4組(9月23日)では勝利を挙げています。好位から3〜4コーナーで位置取りを上げ、優勝争いに食い込んできそうです。
▲1 コトル(牝4、中川竜馬厩舎)は、9月のB級昇級後は4戦し、勝ち星はありませんが、900メートルの特別戦での2、3着など、3戦で馬券圏内を確保。4戦いずれも逃げを打っており、今回はプライモーディアルとの先行争いとなりそうです。勝ち星のほとんどが1300メートル以下ですが、スムーズに先行できればこの距離でも粘り込めそうです。
△8 リネンコジーン(牡8、濱田一夫厩舎)と△9 シオラパルク(セン8、中川竜馬厩舎)の両馬はB級特別クラスで掲示板内に多数進出。前の争いが早くなれば、馬券圏内進出のチャンスもありそうです。また、浦和から転入初戦の△10 ケンブリッジラテ(牡5、手島勝利厩舎)にも警戒したいところです。
(文/上妻輝行)