岩手
2023年12月17日
距離延長を味方にマイネルアストリア「冬至特別」(水沢競馬)
17日(日)の水沢競馬メイン第11レースは「冬至特別」(A級一組、水沢競馬場1900メートル)。
◎3 マイネルアストリア(牡6、板垣吉則厩舎)は今季4勝、2、3着各2回。馬券対象から外れたのは一條記念みちのく大賞典10着のみ。抜群の安定感を誇っています。近3走は勝ち切れていないのが気がかりですが、ピリッとした脚がないため。しかし今回はゆったりと流れる1900メートル戦に加え、マイペースの逃げに持ち込めるのは確実。昨年、同じ条件で行われた重賞・あすなろ賞を6馬身差で圧勝しており、今度こそ首位を奪回するチャンスです。
○2 ハクシンパーソナル(牡5、千葉幸喜厩舎)は前回完勝。向正面からロングスパートをかけ、逃げたマイネルアストリアを4コーナーで交わして先頭。6戦ぶりの白星を手にしました。今回は距離が延長されましたが、中央1勝を東京ダート2400メートルでマークし、南関東でも2000メートル2着、2200メートル3着なら問題なし。強烈なまくり脚を武器に逆転2連勝を狙います。
▲7 マイネルアンファン(牡8、板垣吉則厩舎)は南関東B1から転入後、5勝、2着2回。前半で置かれるために届かないケースもありますが、今回は7頭立ての少頭数なら追走も楽なはず。1900メートル延長も望むところです。
△6 ゼットセントラル(セン7、菅原右吉厩舎)はいい脚を長く使えるのが武器。今シーズン着外が一度もなく、毎回上位を確保しています。ただ好走条件は1600メートル以下の印象で距離対応がネック。
△1 ゴールドギア(牡8、伊藤和忍厩舎)はここ2戦5、7着止まりでしたが、重賞が舞台。自己条件に戻って反撃必至。
(文/松尾康司)