ばんえい
2023年12月29日
マルホンリョウユウに三冠期待「ばんえいダービー」(ばんえい帯広競馬)
12月29日(金)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第52回ばんえいダービー」(3歳)が行われます。
三冠の第1弾・ばんえい大賞典、第2弾・ばんえい菊花賞は別定戦でしたが、第3弾は牡馬730キロ、牝馬710キロの定量戦。マルホンリョウユウに三冠のチャンスがあります。
◎9 マルホンリョウユウ(牡、金田勇厩舎)730キロを本命に推します。新馬戦から4連勝の鮮烈デビューを飾りましたが、2歳重賞ではナナカマド賞はタカラキングダム(牡、村上慎一厩舎)の3着、翔雲賞はキョウエイプラスの2着、イレネー記念はアシュラダイマオーの2着と無冠に終わっています。しかし今季はばんえい大賞典、ばんえい菊花賞ともホクセイタイヨウを2着にしりぞけ二冠を獲得しています。定量戦なら地力がモノを言い、三冠馬誕生に期待がかかります。
○7 ホクセイタイヨウ(牡、今井茂雅厩舎)730キロが対抗です。決め手の差で重賞では勝ち切れておらず、3歳二冠とも2着と敗れています。定量戦は厳しいですが。今年6勝を挙げている成長著しい1頭です。
▲10 スーパーチヨコ(牝、長部幸光厩舎)710キロが3番手。黒ユリ賞を制している2歳世代の女王です。ばんえい菊花賞は直線で転倒し9着と惨敗していますが、修正されての前走ばんえいオークスでは、障害をひと腰でまとめ、直線鋭く伸び、1着ルイズのコンマ1秒差2着惜敗でした。
(文/小寺雄司)