兵庫
2023年12月29日
実績抜群の転入馬サワヤカローズが押し切る「日高軽種馬農業協同組合特別」(園田競馬)
29日(金)の園田競馬メイン第11レースに「日高軽種馬農業協同組合特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎3 サワヤカローズ(牝3、坂本和也厩舎)が北海道からの転入初戦を迎える。2歳時にはエーデルワイス賞JpnIIIで地方最先着の4着に入り、他の世代重賞でも5着2回。兵庫転入後に重賞を2勝したサラキャサリンにも勝利した実績があり、B1編入は大幅に有利となる。スピードが勝ったタイプで園田の小回りはいかにも合いそうだ。いきなり力の違いを見せるだろう。
○9 アドワン(牝3、土屋洋之厩舎)は3コーナーでペースアップに対応できなかった前走が不可解だが、ペースが遅かったことが災いしたか。今回は先行馬がそろっており、前走よりは幾分速くなるだろう。負傷から復帰した田野豊三騎手に手が戻って巻き返しを狙う。
▲1 ホウオウライジン(牡7、田中一巧厩舎)は内でじっくり脚をためて運んだ方が伸びる馬で今回の内枠はプラスに出る。こちらも先行馬がそろった今回の方が走りやすそうだ。
☆6 エトワールジェンヌ(牝4、石橋満厩舎)の前走はこれまでズブかった印象を払拭する鮮やかな逃げ切り勝ちだった。今回はハナを主張したい馬が他におり、自身も斤量1キロ増になることから前走のような楽な展開にはならないだろうが、好位で気分よく運べれば好走可能だ。
△7 キーチキング(牡3、栗林徹治厩舎)は後方からの末脚勝負で脚質的に相手なりといったタイプだが、B1で安定して末脚を発揮していることから、展開次第では一発がありそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)