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末脚勝負のメイショウシマトと先行策ウインドケーヴの争い「初夢賞」（園田競馬）

2日（火）の園田競馬メイン第11レースに「イグナイターに続け！2024初夢賞」（A級、園田競馬場1700メートル）が行われる。

◎6 メイショウシマト（牡6、長倉功厩舎）は兵庫へ転入してから1400メートルを中心に使われていたが、前走は初めての1700メートルで2着に好走した。序盤で多少掛かる面はあったが、メンバー上がり最速の脚を使っており距離に対応できた点は収穫だった。今回は格上との混合になるが、これといった強敵は不在で、むしろ55キロで出走できるのは有利になる。外寄りの枠なら前走のように包まれる心配がなく、ウインドケーヴを逆転できる。

○8 ウインドケーヴ（牡5、柏原誠路厩舎）の前走はメイショウシマトの追撃を振り切って逃げ切り勝ち。単騎のスローペースで逃げられたことが勝因で、今回はタガノウィリアムの出方が気になるところだが、斤量差を生かしてハナを狙えるようだと連勝を狙える。

▲7 タガノウィリアム（牡7、新子雅司厩舎）は4走前にツムタイザンに勝ってから少し精細を欠いているが、前走のようにスピードを求められる展開では厳しかった。今回は得意な1700メートルで、強力な先行馬が不在となれば巻き返せるチャンスがある。

転入初戦の☆3 ミステリオーソ（牡7、長南和宏厩舎）は中央の元オープン馬でここに入れば格上の存在。転入当初は気配がひと息だったが、追い切るごとに動きは良くなってきた。小回りに対応できれば上位争いになる。

△4 エイシングラス（牡5、坂本和也厩舎）はオープンに入るとやや見劣りするが、昨年夏頃から力をつけてきている。前々で競馬ができれば上位に食い込めそうだ。