ばんえい
2024年01月02日
アオノブラックが今年も年始を飾る「帯広記念」(ばんえい帯広競馬)
1月2日(火)のばんえい帯広競馬メイン第8レースには、「第46回帯広記念」(4歳以上)が行われます。令和6年の重賞第1弾です。
最軽量が890キロのミノルシャープ、900キロがメジロゴーリキ、コマサンブラック(牡8、金田勇厩舎)など5頭、910キロがインビクタ、920キロがアオノブラック、トップハンデ930キロがメムロボブサップ。その差は最大40キロあります。アオノブラックの昨年に続く連覇がかかります。
参考になるのは、岩見沢記念と北見記念の結果ですが、◎7 アオノブラック(牡8、金田勇厩舎)920キロは両レースとも勝利しています。岩見沢記念にはライバルのメムロボブサップは不在でしたが、前半98秒もかかり、パワー勝負をメジロゴーリキに7秒9もの差をつけて今季重賞初優勝。続く北見記念は並走するメムロボブサップをじわじわ離して3連覇を達成しています。メムロボブサップより10キロ軽ければ重賞3連勝が可能です。
○4 メムロボブサップ(牡8、坂本東一厩舎)930キロが対抗です。今季は10戦して8勝、2着1回で好調を維持しています。前走平場のオープン-1組はハイペースでしたが、2着コマサンエース(牡8、金田勇厩舎)に2秒7差をつけ勝利。軽い重量で勝っての重賞は理想的なローテーションと言えます。昨年の帯広記念はアオノブラックの4秒0差2着で、巻き返しに期待がかかります。
▲6 メジロゴーリキ(牡10、松井浩文厩舎)900キロが3番手です。今季未勝利ですが、重賞では、ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞、岩見沢記念、ドリームエイジカップの2着4回と、あとひと押しで勝利に手が届きます。
(文/小寺雄司)