兵庫
2024年01月11日
兵庫のアイドル、スマイルミーシャの相手探し「コウノトリ賞」(園田競馬)
11日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第4回コウノトリ賞」(4歳上牝馬定量、園田競馬場1870メートル)が行われる。
昨年の最優秀3歳馬、同牝馬に選ばれた◎8 スマイルミーシャ(牝4、飯田良弘厩舎)が今年初戦を迎える。園田金盃ではツムタイザンとの叩き合いを制して、一躍兵庫のトップに躍り出た。寒い時期になってさらに調子を上げており、今回も万全の状態で送り出せる。位置取りは不問で展開に泣くタイプではなく、牝馬同士の一戦ではさすがに負けられない。
○4 マルグリッド(牝4、新子雅司厩舎)は昨年のグランダム・ジャパン3歳シーズンの覇者。今回は3カ月ぶりの実戦になるが、中間は坂路で乗り込まれてパワーアップを図ってきた。スマイルミーシャとの直接対決では2度敗れているが、2戦とも1700メートルで、スタミナ自慢のマルグリッドにとって1870メートルの舞台は大歓迎。相手筆頭はこの馬になりそうだ。
▲1 クリノメガミエース(牝5、石橋満厩舎)は前走ジャパンカップGIの挑戦で話題を呼んだ。しんがり負けだったが、芝で中団から追走できたことは大きな収穫になった。今回も後方から末脚勝負に出るスタイルを貫いて逆転を狙う。
☆3 マヤローザ(牝6、尾林幸二厩舎)は転入初戦で5着だったが、最後に盛り返してきたあたり、スタミナは豊富。追い切りでは9日のB1特別を勝利したキングレジェンドに先着しており気配は上昇カーブを描く。伏兵で狙うならこの馬か。
△6 タガノオボロ(牝7、新子雅司厩舎)は小谷周平騎手とのコンビで連続好走している。前走は5着だったが、後に新春賞を制したアラジンバローズから1秒1差なら悪くない。スマイルミーシャの出方次第にはなるが、単騎逃げが濃厚で残り目がある。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)