佐賀
2024年01月21日
フークファンタジーとロトプレシャスの争い「花吹雪賞」(佐賀競馬)
21日(日)の佐賀競馬メイン第9レースは重賞「第65回花吹雪賞」(3歳牝馬、四国・九州地区交流、佐賀競馬場1800メートル)。
◎6 フークファンタジー(佐賀・手島勝利厩舎)は、前走の佐賀若駒賞(1月6日、1750メートル)では逃げたトゥールリーを2番手から追走。一度も前に出ることはできませんでしたが、2馬身半(コンマ5秒)差の2着を確保しています。牝馬限定戦は前々走のフォーマルハウト賞(12月3日、1400メートル・地方全国交流)に出走し6着でしたが、そこで佐賀最先着の2着だったイケノツバメチャンはこのレースは登録のみで回避。当時よりは相手関係が楽になっており、重賞初制覇も十分狙えそうです。
○5 ロトプレシャス(佐賀・真島元徳厩舎)は、新馬(11月20日、900メートル)、2歳5組(12月17日、1400メートル)と2連勝で佐賀若駒賞へ挑みましたが、スタートで出遅れて後方からの競馬となり、勝ち馬から1秒9差の5着でした。スタートに課題は残りますが、このメンバー相手なら優勝争いできる力量はありそうです。
▲1 ケンタッキーグレイ(佐賀・北村欣也厩舎)は、北海道で中距離戦を4度使われ、勝ち馬から1秒前後の差で走り、うち3戦で掲示板内を確保しています。佐賀では3戦未勝利ですが、力量が抜けた馬がおらず混戦模様となり、距離経験を活かしての浮上には警戒したいところです。
高知から参戦してきた△3 グラインドアウト(高知・田中守厩舎)、△4 ピクシースカイ(高知・別府真司厩舎)の両馬はともに先行策で実績を残しています。前の位置がとれれば上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)