兵庫
2024年01月23日
軌道に乗ったクフィールが連勝を狙う「姫路和牛特別」(姫路競馬)
23日(火)の姫路競馬メイン第10レースに「姫路和牛特別」(B1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎8 クフィール(牡4、新子雅司厩舎)は転入初戦こそ初めての馬場に対応できなかったことと、馬体が太めだったことが影響して掲示板外に敗れたが、その後は1400メートルに矛先を向けた陣営の好判断もあって2、1着と軌道に乗ってきた。馬体はもう少し絞れた方が理想的で、輸送を伴う競馬もプラスになるだろう。先週から始まった姫路競馬は昨年ほど外枠が絶対的に有利という傾向ではないが、外枠の方がベターということは変わりない。先行力を発揮する。
○3 サンドストーム(牡7、飯田良弘厩舎)は昨年の姫路で3戦して1勝、2着1回。1度掲示板外があったが、そのレースは4カ月ぶりで完調手前だったことを考えると度外視できる。今回は好調をキープできており、従来通りに鋭く伸びてくる。
▲7 ベラジオホープ(セン6、栗林徹治厩舎)の前走はゴール寸前で内をすくわれて2着に敗れたが、昇級戦でもスピードが通用することを証明した。姫路コースは昨年C2だったが2勝した実績があり、コース替わりも問題ない。
☆1 オースミミライ(牡5、坂本和也厩舎)は脚の使いどころが難しくムラっぽい成績だが、前走は少頭数でスローペースになり展開が向かなかった。今回は先行馬がそろっており、前走以上の結果が望める。
△2 シンアンドケン(牡9、茂崎正善厩舎)は調子の波がなく、距離の長短を問わずに末脚が安定している。初めての姫路でも一角崩しを狙える。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)