ばんえい
2024年01月28日
トップハンデのサクラヒメが主役「ヒロインズカップ」(ばんえい帯広競馬)
1月28日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第34回ヒロインズカップ」(4歳以上牝馬)が行われます。
最軽量760キロがピュアリーナナセ、770キロがダイヤカツヒメなど4頭、780キロがナカゼンガキタ、ヒメトラマジック、790キロがミソギホマレ(牝6、坂本東一厩舎)、シンエイボブ(牝10、久田守厩舎)、トップハンデ810キロがサクラヒメ。その差は最大50キロと大きくついています。ハンデ差も重要ですが、前走からの増量の大小が勝ち負けに大きく影響します。
◎7 サクラヒメ(牝6、今井茂雅厩舎)810キロを本命に推します。今季10戦で5勝を挙げている快速牝馬です。前走のオープン-1組・柏林馬事公苑特別は2着アオノブラックに5秒2差をつけての圧勝で、ゴール前、渡来心路騎手の手綱は持ったままでした。今回ミソギホマレとは20キロ、ナカゼンガキタと30キロ、ダイヤカツヒメと40キロ差ありますが、高重量で厳しいのは相手も同じ。格、力量とも上位は明白だけに勝利で決めてくれるでしょう。
○6 ダイヤカツヒメ(牝5、久田守厩舎)770キロが対抗です。今季唯一の勝利が春の古馬牝馬重賞・カーネーションカップ。同世代相手のクインカップはアローリキヒメの3秒9差の4着、古馬のレディースカップではサクラヒメから11秒7離されたものの3着、2走前の天馬賞では牡馬相手に740キロでキングフェスタの6着。勝てないものの厳しいレースを経験しています。今回は軽量を生かして前残りが期待できます。
▲1 ナカゼンガキタ(牝10、松井浩文厩舎)780キロが3番手です。今季4戦して1、2着各1回(4、5着も各1回)と年齢を感じさせません。昨年のヒロインズカップでは780キロで1分39秒4の好タイムで優勝した実績もあります。
(文/小寺雄司)