名古屋
2024年01月29日
軌道に乗ったチェンジザワールドから「みぞれ鍋特別」(名古屋競馬)
1月29日(月)の名古屋競馬メイン第10レースは「みぞれ鍋特別」(A級6組、名古屋競馬場1500メートル)。
上位馬の評価差わずかで激しいVバトル必至の好カード。昇級戦でも軌道に乗ってきた好素材◎1 チェンジザワールド(牡5、角田輝也厩舎)から狙いたい。転入当初の昨秋は粘り甘い走りが続いたが、使われながら確実に良化し、走破タイムを走るたびに短縮。2走前のB級一般戦で当地初勝利を飾ると、前走は強敵が多いB級1組特別も中団から早めの鮮やか抜け出しで3馬身差快勝。待望のA級入りを決めた。中央1勝馬で1勝クラスでも入着を含めて何度も一桁着順に食い込んでいた力の片りんだった。2戦2勝と好相性を誇る山田祥雄騎手との引き続きのコンビも好材料。中間ムードもよく、A級初戦でもいきなりクリア有力だ。
ライバルは実績上位の○7 グラウクス(セン8、今津博之厩舎)。休養前に笠松出張戦ながらA級1組で3着やA級2組特別で複数の連対実績を持つ。7カ月ぶりのブランクある実戦復帰だが、乗り込みや追い切り本数をこなして上々の仕上がり。当然高い評価が必要だ。
転入初戦▲4 エコログロリアス(セン5、榎屋充厩舎)も勝ち負けに欠かせない。中央1勝馬で、レベル高い兵庫のB級1組特別でも勝ち負けした戦歴は当地A級下級条件なら即通用するレベル。追い切り気配もよくいきなり劇があっても驚けない。
穴は△6 ヌンカプト(牡7、今津博之厩舎)。手探り面あった前走はB級戦ながら直線鋭く抜け出して、地力をアピールした。多くの上積み材料が見込める移籍2戦目。昇級戦でも軽視は禁物。
(文/中部地方競馬記者クラブ)