ばんえい
2024年02月17日
前走2着スーパーチヨコに期待「スナックバス江が流行る記念」(ばんえい帯広競馬)
2月17日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「スナックバス江が流行る記念」(A2級-1組)が行われます。
前開催のA2級-1組から3着タイタス、4着マツノタイガー、5着スーパーシンデレラなど6頭に、前走A2級-2組1着ゴールデンペガサス、ばんえいプリンセス賞2着スーパーチヨコ、4歳オープン・白雪賞4着ジェイヒーロー(牡4、金山明彦厩舎)が加わっての10頭立てです。各馬前走から重量が15キロから40キロの増量に加え、15日(木)夜の降雪の影響もあって、難解な一戦になりそうです。
◎9 スーパーチヨコ(牝4、長部幸光厩舎)720キロを本命に推します。近3走がばんえいオークス、ばんえいダービー、ばんえいプリンセス賞と世代限定戦で厳しい流れの競馬が続いています。牝馬重賞・ばんえいオークスでは差し届かず、勝ち馬ルイズとコンマ1秒の僅差2着、牡馬相手のばんえいダービーではタカラキングダムの4着、前走ばんえいプリンセス賞はクリスタルジェンヌからコンマ8秒差の2着と惜敗と、勝ち馬からは大きくは負けていません。今回は同世代のレースと違い、相手は強化されますが、流れは緩くなるのが必至です。課題であったゴール前のスタミナ切れも修正され、今回は決めたい一戦です。
○6 ジャパントップ(牡5、坂本東一厩舎)740キロが対抗です。今シーズンは24戦して4勝、2着6回、3着2回で、掲示板外は5回と安定感ある走りをしています。近走はなかなか勝ち切れませんが、12月の冬月特別がホクセイタイヨウから4秒3差、カトレア特別ではタイタスからコンマ9秒差、新雪特別はテッチャンから3秒7差、2走前のガーネット特別はスイから6秒5差で4戦続けて2着を確保しています。前走はブルーレジーナから20秒0差の7着と負けていますが、直線でスタミナが切れて失速し、残り10メートルで一杯になったのが敗因とはっきりしています。
▲5 タイタス(牡5、金山明彦厩舎)735キロが3番手です。12月のカトレア特別でジャパントップを押さえて今シーズン6勝目を挙げ、A2に昇級しています。前走は昇級3戦目で相手にも慣れてブルーレジーナの3着と健闘しています。
(文/小寺雄司)