笠松
2024年02月07日
参戦有利トモエの4連勝か「冬天の星特別」(笠松競馬)
2月7日(水)の笠松競馬メイン第8レースは「冬天の星特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち上がり対決でレベルの高い一戦だが、本命はもちろん勝って同条件と参戦アドバンテージが魅力の◎8 トモエ(牝4、加藤幸保厩舎)。転入後、無傷の3連勝を飾る好素材は、中央在籍時も4戦中、3度ひと桁着順に食い込み、地力の裏付けは十分。勝ちっぷりに派手さこそないが、先行力があり、しかも末脚がしっかりして勝負根性も備える。同条件の前走は、好位から上がり3ハロン37秒5の快速差し切りで着差以上に強い内容。しかも勝ち時計は水準以上の1分28秒3で地力の高さもアピールした。中間は変わらず好気配で追い切りムードもいい。当地4連勝へ、当然期待が高まる。
前走の勝ちっぷりの豪快さが際立ったのが○5 レーヌドゥール(牝4、笹野博司厩舎)。2走前同様、主導権を握れたのもあるが、軽快なピッチでレースを最後まで支配し続け、7馬身差をつけるぶっ千切りの逃げ切りで飾った。走るたびに自己ベストタイムを更新とメキメキ力を蓄えている上昇勢力。同タイプを制してここも先制し、持ち前のスピードを発揮したい。
前々で競馬を組み立てる先行派が多く、展開は早めに推移しそうで流れは差し馬に向きそうだ。そんな流れを歓迎するのは▲3 マハラジャゴールド(牡6、水野善太厩舎)。流れに左右されやすい差しタイプで勝利よりも2着の方が多いが、当地で7戦して6連対。直線ではきっちり差し脚を伸ばしている。馬券に欠かせない1頭と言える。
強かった前走に続いて馬場適性の高い笠松出張戦に臨む△7 エベレストテソーロ(牡8、沖田明子厩舎)も軽視は禁物。
(文/中部地方競馬記者クラブ)