ばんえい
2024年02月03日
相手に恵まれたコマサンブラック「六花特別」(ばんえい帯広競馬)
2月3日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「六花特別」(オープン-2組混合)が行われます。
前走帯広記念9着のコマサンブラック、前開催のオープン-3組から2着カイセドクター(牡7、坂本東一厩舎)、3着キョウエイリュウなど6頭、A1級-1組の山羊座特別からは4着オールラウンダー、5着ダイリンファイターなど4頭の10頭立てです。混合戦となっていますが、力量はミノルシャープを含め帯広記念組が上位。ばんえい競馬の格付けはシビアです。
◎1 コマサンブラック(牡8、金田勇厩舎)765キロを本命に推します。今シーズンは11月まで未勝利でしたが、12月の師走特別、オープン-2組と連勝しています。その勢いで挑んだ帯広記念では先行する3着コウテイ、1着メジロゴーリキに続き好位を進み、障害も3番手の仕掛けでしたが、900キロの高重量に対応できずに二の腰が入らず、結果メジロゴーリキから40秒0差の9着と敗れていますが、果敢に攻めて行ってのものと敗因ははっきりしています。今回は相手に恵まれた一戦。ここでは力上位で通ります。
○5 ミノルシャープ(牡10、大友栄人厩舎)765キロが対抗です。明けて10歳ですが、年齢を感じさせない走りを毎回披露しています。帯広記念では残り20メートルあたりで脚が上がり、結果26秒3差で8着でしたが、障害を5番手で切ってからは鋭い脚を使っており、見せ場は作りました。あとひと押しのところで勝負している実力馬です。
▲10 ヤマトタイコー(セン7、久田守厩舎)765キロが3番手です。今回のメンバー中、前々で競馬をしたい馬がダイリンファイター、オールラウンダーと多く、激しい先行争いで先行馬がゴール前で一杯になった時には、終い確実に伸びてくるヤマトタイコーに出番がきそうです。
(文/小寺雄司)