笠松
2024年02月06日
好気配うかがえるエイシンメヌエット「凍星特別」(笠松競馬)
2月6日(火)の笠松競馬メイン第9レースは「凍星特別」(A級4組、笠松競馬場1400メートル)。
上位馬の評価差わずかだが、笠松巧者の◎5 エイシンメヌエット(牝4、今津博之厩舎)が軸馬に一番ふさわしい。3歳重賞戦線の若草賞土古記念(名古屋・昨年3月・3着)、クイーンカップ(笠松・昨年6月・2着)でも結果を残した好素材だが、セールスポイントの高い先行力から地元名古屋よりも笠松コースを得意とする。当地では前走のA級5組特別Vを含めて4戦3勝、2着1回とパーフェクト連対中で走りに底を見せていない。地元より小回りで直線が短く、砂質が軽い笠松コースがぴったりフィットする。最終追い切りで素軽い動きで好タイムをマークしたように変わらず好気配。メンバー強化の一戦もここも当然期待がかかる。
ただ逆転候補は多い。転入馬○7 ノーザンヴィグラス(牡7、森山英雄厩舎)は特にいきなり警戒が必要。レベルの高い南関東でトータル7勝したスピード派はいかにも笠松コースが合いそうなタイプ。追い切り本数もこなして臨戦態勢は整ったムード。いきなり劇は十分。
もう1頭の転入馬▲3 タイセイドリーマー(牡6、後藤佑耶厩舎)も実績十分。中央2勝クラスで馬券貢献キャリアを持つ実力派は中央時の主戦場が芝の中距離以上。大型馬でもあり、小回り当地コース克服がポイントになる。
また名古屋から参戦の△4 グランディス(セン6、今津勝之厩舎)は、勝ち切れないタイプで昨年1月の地元A級5組から勝利を飾れていないが、名古屋A級でもコンスタントに好勝負する地力派。馬券に欠かせない1頭だ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)