ばんえい
2024年02月18日
アオノブラックが混戦断つか「チャンピオンカップ」(ばんえい帯広競馬)
2月18日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第45回チャンピオンカップ」(4歳以上選抜)が行われます。
キングフェスタなど登録があった4頭が出走を回避したため、6頭立ての少頭数です。最軽量が5歳牝馬アローリキヒメで760キロ、トップハンデがメムロボブサップ(牡8、坂本東一厩舎)の860キロで、その差は100キロと大きくついています。最強馬メムロボブサップなど4頭の古馬と、若馬との対戦で力量差は明白ですが、ハンデ差が大きく若馬にもチャンスがある一戦です。
◎5 アオノブラック(牡8、金田勇厩舎)830キロを本命に推します。今シーズンの岩見沢記念、北見記念を含め重賞13勝の実績を誇ります。今回は今季重賞優勝勝利馬の戦いとなっており、格と実績では古馬4頭は互角といえそうですが、ハンデ差が大きく左右しそうです。最大のライバル・メムロボブサップより30キロ軽い830キロは恵まれた重量。ここは勝ちたい一戦です。
○4 ヘッチャラ(牡5、鈴木邦哉厩舎)810キロが対抗です。重賞は2勝で、やや格下感は否めませんが、重賞は2歳のナナカマド賞で2着とすると、6戦連続で3着以内を確保。そして9度目の挑戦となったポプラ賞ではマルホンリョウダイを破って念願の重賞初制覇。はまなす賞では2着ヤマカツエースに4秒4差をつけ2勝目を挙げています。古馬との重賞は初ですが、ハンデ差50キロを生かしての先行逃げ切りが期待されます。
▲3 メジロゴーリキ(牡10、松井浩文厩舎)840キロが3番手です。昨年のチャンピオンカップの優勝馬で連覇がかかった一戦です。今季は帯広記念を勝利し、明け10歳の年齢を感じさせない走りを披露しています。比較的に軽い重量の重賞でパワーとスピードが要求されますが、十分対応できる器用な脚を持った馬です。
(文/小寺雄司)