笠松
2024年02月19日
前走内容を評価しウインアイオライト「雨水特別」(笠松競馬)
2月19日(月)の笠松競馬メイン第9レースは「雨水特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち上がり対決のハイレベル戦。激戦だが、◎4 ウインアイオライト(牝4、笹野博司厩舎)から狙いたい。転入初戦は好位キープも伸び切れず3着に留まったが、ひと叩き効果できっちりと前進。スタートで大きくつまずく不利がありながら二の脚の速さで主導権を奪うと、ゴールまでレースを支配。後続馬に終始プッシュをうける厳しい展開で、直線では差し馬の追撃も振り切り、待望の通算初勝利を飾った。クビ差ながら着差以上の力を感じさせる走りは、中央在籍時の7戦中、4度馬券貢献した能力の証しだった。前走で同距離のマイルを勝ち切っているのは強みで、ダート3戦目で慣れが見込める。好調ライバルぞろいも潜在能力の高さで連勝ゴールを決めたい。
前走を逃げ、もしくは先行で勝利した馬が多く、展開は差し馬に向く可能性が高い。そのような流れになればシャープな差し脚を持つ、○6 イノ(牝4、後藤佑耶厩舎)に出番到来。B級昇級後も鋭い決め脚を連発。3戦連続連対中で、2走前には同条件同距離の1組特別で1馬身差2着と、実績上位の存在でもある。V争いは互角。
勝ちっぷりの豪快さなら▲9 テーオーアラジン(牝5、栗本陽一厩舎)が筆頭。抜群の手ごたえで終始好位で流れに乗り、4コーナーで先頭に立つと後続をちぎって6馬身差V。ただマイル実績がなく、距離克服が鍵になりそうだ。
△5 パトリ(牝4、笹野博司厩舎)も有力なV候補。昇級初戦でいきなり粒ぞろいの2組をクリアと、レースセンスがあって堅実差しにも定評がある。
(文/中部地方競馬記者クラブ)