兵庫
2024年02月21日
完全復活ムキズが連勝を狙う「姫路カシの木特別」(姫路競馬)
21日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「姫路カシの木特別」(A1A2、姫路競馬場1800メートル)が行われる。
◎4 ムキズ(牡7、有馬澄男厩舎)は脚部不安を乗り越えて昨年10月に戦列復帰してから復調に時間を要したが、前走はこれまで3戦3勝と得意の姫路に替わって、無敗馬ガリバーストームや重賞実績のあるグロリアドーロを封じて押し切っており、完全復調をアピールした。今回はA1復帰戦となるが、強敵は不在で、前走のように2番手から抜け出せる。
○7 メトセラ(牡5、橋本忠明厩舎)の前走は白鷺賞を目指しているメンバー相手で分が悪いように思われたが、前々で粘って3着と見せ場をつくった。今回も外枠でもまれることなくすんなり前から運べそうで、好勝負になる。
▲1 リバプールタウン(牡9、保利良平厩舎)の前走は内をうまく立ち回ってロスのない競馬をしたが、さすがに1500メートルでは忙しかった。距離延長で巻き返しなるか。
☆6 エイシンアンヴァル(牡7、森澤友貴厩舎)の前走は6カ月ぶりで1500メートルも忙しく、本来の逃げる競馬ができなかった。まだ本調子ではないが、距離延長で単騎逃げがかなえば一発がありそうだ。
△2 マリオマッハー(セン7、盛本信春厩舎)は転入初戦が案外だったが、スタートが決まらなかったうえに、初めての地方の馬場にも戸惑ったか。中央時代のレースを見る限り能力は足りるはずで、2走目の上積みに期待したい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)