兵庫
2024年02月27日
姫路巧者ネネの出番だ「ひめじ広峰特別」(姫路競馬)
27日(火)の姫路競馬メイン第10レースに「ひめじ広峰特別」(B1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎11 ネネ(牝5、盛本信春厩舎)は2走前こそ差しに構えた勝ち馬にうまくマークされて2着に敗れたが、前走は2番手で脚をためて抜け出す理想的な展開で勝利した。これで姫路での戦績は6戦5勝、2着1回になり屈指の姫路巧者といえる。今回は昇級戦でフルゲートになるが、前走の勝ち時計通りに走れば十分に通用する。今回も逃げか2番手から運ぶことができればそのまま押し切れる。
○6 サワヤカローズ(牝4、坂本和也厩舎)の前走は逃げに出たことが裏目に出たように、依然として集中力に課題がある。理想的な展開は転入初戦のように好位から抜け出すパターンか。今回はネネや転入初戦のオーサムサンライズが前に行きそうで、その2頭を見ながら運ぶことができれば巻き返せるだろう。
▲5 モウショウ(牡5、保利良次厩舎)は前述したサワヤカローズを馬なりで交わして押し切った前走が強い内容だった。出遅れる心配が解消されたわけではないが、スタートを決めて先行策を取ることができれば引き続き好勝負になる。
☆8 ヒロシゲサンライズ(牡7、保利良平厩舎)は11戦連続3着以内で、安定感は抜群。ここ2走はスタートが決まっておらず勝ち切れないレースが続いているが、好位で脚をためて運べればまず崩れない。
△3 スピリトーゾ(牡5、松平幸秀厩舎)は転入してから2戦して僅差の競馬が続く。スパッと切れる脚があるわけではないが、先行馬が崩れる展開になると一角を崩せそうだ。
△4 ビナホイアン(牡5、中塚猛厩舎)は内枠でロスなく立ち回る競馬が向いているようだ。転入3戦目で馬体がもう少し絞れれば末脚の鋭さも増しそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)