兵庫
2024年02月29日
勢いを取り戻したハナブサが中心「神戸ビーフ特別」(姫路競馬)
29日(木)の姫路競馬メイン第11レースに「神戸ビーフ特別」(A1、姫路競馬場1500メートル)が行われる。
◎5 ハナブサ(牡7、森澤友貴厩舎)はまだ仕上がり途上だった前走で2番手から突き抜けた。着差以上に強い内容で、強いハナブサが戻ってきたとみて良さそうだ。今回は最も重い58キロを背負うが、背負い慣れた斤量で問題なし。春の重賞戦線へ向けてさらに弾みをつけたい。
○7 サンライズラポール(牡7、柏原誠路厩舎)が逆転候補。5カ月ぶりになるが、能力検査では馬なりのまま好時計を出していた。レースでは気難しい面があり転入後は勝利を挙げていないが、気で走るタイプでもあり、休養効果がプラスに出る可能性はありそうだ。
▲1 ルノワール(牡8、橋本忠明厩舎)は転入初戦でハナブサの後ろにつけて差し切りを狙ったが、差は詰まらず2着。少し仕掛けが遅くなったこともあったが、もうひとつギアが上がらなかった。内枠に入ってスムーズにさばけるかどうかが鍵になるが、転入2戦目で前進を狙う。
☆6 タガノウィリアム(牡7、新子雅司厩舎)は昨年の摂津盃以降は振るわなかったが、前走は3着で復活の兆しが見えた。姫路1500メートルなら大きく崩れることなく、能力を発揮できる。
△2 ミステリオーソ(牡7、長南和宏厩舎)は白鷺賞では出遅れが響いたうえに、道中の折り合いもうまくいかなかった。距離短縮で折り合えば巻き返しとなるだろう。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)