佐賀
2024年03月09日
中距離で安定のグローリー2連勝なるか「多良岳賞」(佐賀競馬)
9日(土)佐賀競馬メイン第7レースは「多良岳賞」(A1・A2級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎5 グローリー(牡5、大島静夫厩舎)は、3走前や前々走はヒストリーメイカーの2着でしたが、同馬が不在だった前走の九重連山特別(2月12日、1800メートル)では前3頭とは大きく離れた後方馬群に付け、4コーナーで前との差が一気に詰まると、外に持ち出して最後はシューラヴァラとの一騎打ちをクビ差(タイム差なし)交わして勝利しています。11月下旬以降は中距離戦のみ使われ、5戦連続で連対と安定しています。前走と相手関係はそれほど変わらず、引き続き優勝争いとなりそうです。
○1 シューラヴァラ(牡6、中川竜馬厩舎)は、12月に高知から転入し、初戦の1400メートル戦は6着でしたが、その後は中距離戦を使われて4戦連続で馬券圏内を確保しています。九重連山特別では直線で一旦は先頭に立ちましたが、最後にグローリーに交わされての2着惜敗でした。同馬との再戦を制しての佐賀初勝利を飾りたいところです。
▲3 サトノディード(セン9、真島元徳厩舎)は、大井からの転入初戦です。JRAでのデビューから前走まですべて1800メートル以上を使われ、JRA4勝、大井3勝を挙げています。昨年は勝ち星がありませんでしたが、勝ち馬と1秒以内の差で走ったレースは多数あり、相手関係が緩和されて佐賀初戦から優勝争いとなりそうです。
そのほか、佐賀転入初戦の鏡山特別(2月25日、2000メートル)3着の△8 エイシンダンシャク(牡7、山田義人厩舎)、1400メートル戦を5戦連続連対の△11 フェブキラナ(セン6、大島静夫厩舎)らも上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)