ばんえい
2024年03月09日
ブラックサファイア混戦断つか「とかちえぞまつ特別」(ばんえい帯広競馬)
3月9日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「第2回とかちえぞまつ特別」(オープン)が行われます。
前開催のスピードスター賞から2着ブラックサファイア、6着ゴールドハンター(牡7、金田勇厩舎)など3頭、うお座特別から2着オーシャンウイナー、4着ヤマトタイコー、6着アアモンドキーマンなど5頭、然別賞から6着ギンジ、A1級-3組混合から5着ナカゼンガキタの10頭立て。各馬比較が難しく、ひと波乱ありそうな一戦です。
◎6 ブラックサファイア(牡7、長部幸光厩舎)780キロを本命に推します。前走のスピードスター賞は500キロの軽量戦で47秒5でサクラヒメの2着と好走しています。今シーズンは2勝を挙げていますが、10月のA1級-2組混合・神無月特別で2着ミソギホマレを1秒4差押さえて以来勝ち星はありません。元々障害には注文がつく馬でしたが、オープンに格付けされてからは流れも厳しく差して届かずと敗因ははっきりしています。2走前のウィナーズカップは4着と敗れていますが、直線での末脚の切れは見せ場十分と言えます。今回は道中息が入る流れなら巻き返しが期待できます。
○8 オーシャンウイナー(牡6、中島敏博厩舎)785キロが対抗です。今季は2勝ですが、重賞ではドリームエイジカップで4着と健闘しています。オープン一線級との対戦で勝ち切れないレースが続いていますが、準重賞・ウィナーズカップではコマサンエースから4秒4差の2着、前走のうお座特別でもコウテイから3秒7差の2着と、障害に切れが出て好調を維持しています。前走の勝ち馬が不在で今回はチャンスといえます。
▲5 ヤマトタイコー(セン7、久田守厩舎)780キロが3番手です。ブラックサファイア、オーシャンウイナーとは同型で障害に注文が付くところがあり、障害次第とはいえますが末脚自慢です。
(文/小寺雄司)