岩手
2024年03月30日
叩き2走目トンデコパに勝機到来「奥州弥生スプリント」(水沢競馬)
30日(土)水沢競馬メイン第10レースは準重賞「第1回奥州弥生スプリント」(水沢競馬場850メートル)。
◎3 トンデコパ(牝6、板垣吉則厩舎)は2021年、北海道3勝から転入初戦を快勝。いきなり水沢850メートルのコースレコードを更新しました。その後は南関東、岩手、南関東と行き来して再び岩手入り。2歳時のプリンセスカップ以来となる1400メートル戦でしたが、3着を確保。まずまずの滑り出しとなりました。この一戦を叩いて奥州弥生スプリントは予定通りのステップ。昨年は浦和800メートルをメインに使われて1勝、2着2回。絶好の勝機を迎えました。
○4 ダイセンメイト(牝5、菅原勲厩舎)は金沢2勝後、移籍3戦目から短距離路線にシフトして大躍進。岩手で11勝を荒稼ぎし、秘めた素質を開花させました。特に水沢850メートルでは8戦8勝とパーフェクトな成績。昨終盤にも2連勝を飾り、世代屈指の快速をアピールしました。前走9着は1400メートル戦でしたから度外視。トンデコパと同様、ひと叩きして万全の態勢で臨みます。
▲7 アップテンペスト(牝5、佐藤雅彦厩舎)は昨年6月、笠松から里帰り戦となった早池峰スーパースプリントでキラットダイヤの2着を確保。デビュー以来の850メートル戦でしたが、適性を誇示し、その後の1勝も同距離でマーク。今季初出走ですが、勝ち負け必至。
△8 アヴェントゥリスト(牡8、木村暁厩舎)は過去、850メートルでは15戦6勝、2着6回。驚異的な連対率を誇るスペシャリストです。
△9 カルーナブルガリス(牝5、飯田弘道厩舎)も850メートル戦がベストの舞台。
△6 カタナ(牡9、畠山信一厩舎)も適性では引けを取りません。
(文/松尾康司)