ばんえい
2024年03月10日
5歳王者キングフェスタが堂々主役「ポプラ賞」(ばんえい帯広競馬)
3月10日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第45回ポプラ賞」(4歳・5歳混合)が行われます。
4歳馬がマルホンリョウユウ(牡4、金田勇厩舎)、タカラキングダムなど5頭、5歳はキングフェスタを筆頭に、ヘッチャラ、ヤマカツエース、クリスタルコルド(牡5、西弘美厩舎)、アローリキヒメの5頭で10頭立てとなっています。5歳馬有利の重賞ですが、今回は5歳王者キングフェスタの力量が一枚抜けていて、トップハンデですが堂々の主役で通ります。
◎9 キングフェスタ(牡5、小北栄一厩舎)を本命に推します。今回は別定戦でトップハンデ810キロでの出走となります。ここまで40戦し20勝を挙げ、重賞は8勝を誇ります。今回は4・5歳限定のハンデ戦のため、最軽量のアローリキヒメとは70キロ差と厳しいですが、当面のライバルと予想されるヘッチャラ、ヤマカツエースとは20キロ差なら力上位は明白で、ここは三冠馬の力を見せつけてくれそうです。
○8 ヘッチャラ(牡5、鈴木邦哉厩舎)790キロが対抗です。4歳だった昨年のポプラ賞ではキングフェスタが不在でしたが優勝、今回は連覇がかかった一戦となります。前走のチャンピオンカップはアオノブラックの6着と敗れていますが、障害は3番手で切っています。末脚切れるキングフェスタに勝つには、前で競馬ができる障害巧者のこの馬です。
▲3 ヤマカツエース(牡5、金田勇厩舎)790キロが3番手です。世代レースでは、王者キングフェスタに阻まれて今季は1勝に止まりますが、近走はドリームエイジカップではサクラヒメの3着、5歳天馬賞でもキングフェスタの4着と善戦しています。
(文/小寺雄司)