笠松
2024年03月18日
コスモオピニオン5連勝濃厚「春陽特別」(笠松競馬)
3月18日(月)の笠松競馬メイン第10レースは「春陽特別」(A級4組、笠松競馬場1400メートル)。
上昇一途の◎6 コスモオピニオン(牡4、笹野博司厩舎)がもちろん主役だ。転入後、無傷の4連勝を飾り、大きくアピールする。2、3走前は強敵ぞろいのB級1組特別を完勝で仕留め、前走は昇級初戦もいきなりクリア。道中包まれて窮屈な競馬を余儀なくされながら、直線で外に持ち出すと素早く反応して一撃。半馬身差での勝利だったが、着差以上の力強い内容だった。ゆったりしたローテーションで調整十分で追い切りを消化して臨むのも買い材料。2000メートルが主戦場だった中央戦歴から1400メートルは忙しい距離だが、2走前には1分27秒3の好タイムで駆け抜け、時計勝負にも対応できる。5連勝へ、視界が広がる。
ポイントは相手探し。地力十分の名古屋勢にまず食指が動く。1着より2着が多いものの高いスピードに定評があるのが○7 トーホウジェンマ(牝4、原口次夫厩舎)。小回りで直線が短い笠松コースが戦法、脚質に合い、3戦続けての出張戦。近2走もアタマ差、1馬身半差と好勝負を演じており、ここも粘り込みを狙う。
▲1 ハローマイキー(牡6、安部幸夫厩舎)はひと息入れて挑む。地元名古屋ではA級上位の壁に跳ね返されることが多い近況だが、昨年11、12月の当地遠征で2、3着に好走。リフレッシュ効果と手ごろなメンバーの4組参戦で好勝負が期待できる。
地元勢では堅実な差し脚を持つ△5 ワンダフルライフ(牡7、森山英雄厩舎)が馬券に欠かせない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)