岩手
2024年03月18日
転厩で変身期待グランコージー「弥生特別」(水沢競馬)
18日(月)の水沢競馬メイン第11レースは「弥生特別」(A級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎5 グランコージー(牡7、千葉幸喜厩舎)は昨年11月、3度目の再転入。初戦を5馬身差で圧勝し、トウケイニセイ記念へエントリー。2番人気に支持されましたが、3コーナーで失速9着。最終戦で反撃を期待されましたが、勝負どころでモタついて2着。課題を残す内容でした。過去、マイル戦は重賞3勝を含め、最も得意とする条件。転厩で気分一新できるか、注目の一戦です。
○10 グローリーグローリ(牡9、菅原勲厩舎)はJRAオープン、障害1勝を経て昨年3月に転入。赤松杯、あすなろ賞と重賞2勝をマークしました。一條記念みちのく大賞典4着後、休養に入り9月に戦列に戻ってきましたが、復帰戦の2着が最高。夏負けが尾を引いた印象でしたが、調子が戻ればアッサリの実力馬です。
▲1 ブローヴェイス(牡5、木村暁厩舎)は中央未勝利から転入初戦で3歳芝重賞・サファイア賞を優勝。以降、ダートに替わっても2勝をマーク。昨年は順調さを欠きながらも1勝、2着3回後、JRAへ再度転入して2戦着外。強みは1月末まで実戦を使われていたこと。
△7 スパイスマジック(セン9、伊藤和忍厩舎)は姫路1戦を使って再転入。戦列復帰に9カ月半を要しましたが、3戦1勝、2、3着各1回と地力を垣間見せました。
△4 ゴールドギア(牡9、伊藤和忍厩舎)は主戦場は芝ですが、ダートでも2着2回と適性を証明済み。
△9 マツリダワールド(牡4、菅原勲厩舎)は成長一目。古馬A級未勝利ですが、徐々に慣れてきました。
(文/松尾康司)