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軸はマロンアイスだが逆転候補多数「フリージア特別」（名古屋競馬）

3月1日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「フリージア特別」（A級2組、名古屋競馬場1500メートル）。

叩き2走目で◎2 マロンアイス（牡4、川西毅厩舎）がしっかり勝ち切る。3カ月ぶりの実戦復帰だった前走は0秒5差3着に終わった。先行馬に不利な馬場状況での積極策に、プラス18キロの大幅馬体増、しかもひと息だった直前の追い切り気配も影響し、末の粘りを欠いたようだ。しかし久々を使われたことで中間気配が大幅にアップ。追い切りで軽快な動きを披露した。なにより駿蹄賞2着など、昨年の3歳戦線で好勝負した実力派。復帰2戦目はきっちり仕留めたい。

ただ勝ち負け候補も多い。○9 ブエナディオサ（牝5、今津博之厩舎）は2度目のA級2組特別参戦。前回の4着はデビュー以来初の2000メートルの距離も伸び悩んだ一因か。しかし実績ある1500メートルに距離は短縮し、古馬重賞開催で、実質3組とも言える編成。前進が期待できる。

メンバー利があるのは▲8 ゴールドスノー（牝5、塚田隆男厩舎）。控えるレースもこなすタイプだが好走の多くは前走のように逃げ。逃げにこだわる先行ライバル不在だけに、ペース次第で前走同様、押し切りが狙える。

△6 ロッキーブレイヴ（牡6、竹下直人厩舎）は休養明け初戦。重賞3勝と断然の実績派だがブランク大きい7カ月半ぶりの復帰戦の上、ゆったり流れる中距離以上が主戦場。割り引きが必要だろう。