ばんえい
2024年03月04日
サクラヒメがスピード王へ「スピードスター賞」(ばんえい帯広競馬)
3月4日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには準重賞「スピードスター賞」(4歳以上選抜)が行われます。予選となる疾風賞、地吹雪賞の着上位馬により争われる決勝戦です。定量500キロで直線200メートルをスタートから一気に走り抜ける超スピード戦。“止まったら負け”の名物レースとなっています。
◎5 サクラヒメ(牝6、今井茂雅厩舎)480キロを本命に推します。昨季の疾風賞では44秒4の好時計でキングフェスタを振り切って、そして今季の地吹雪賞は45秒5でブラックサファイアを抑え、この路線2戦2勝です。スタートから一気に走り抜けるにはスピードはもちろん、スタミナも必要ですが、ともに備えているのがこの馬です。
○2 ブラックサファイア(牡7、長部幸光厩舎)500キロが対抗です。昨季は地吹雪賞でタカナミの2着、決勝のスピードスター賞は43秒7をマークしてもキングフェスタの2着、今季の地吹雪賞はサクラヒメの2着と勝ち切れませんが、いずれも惜敗。スピードレースには対応できる能力を持った馬です。2度目の決勝戦で巻き返しの期待がかかります。
▲8 タカナミ(牡6、金山明彦厩舎)500キロが3番手です。障害が切れず精彩を欠いていますが、スピードレースでは3戦し1〜3着各1回と実績があります。昨季のスピードスター賞は46秒4の時計でキングフェスタの3着でした。
(文/小寺雄司)