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コンビーノ待望の重賞初制覇なるか「ブルーリボンマイル」（笠松競馬）

3月5日（火）の笠松競馬メイン第9レースは「第1回ブルーリボンマイル」（4歳以上牝馬、笠松競馬場1600メートル）。

グランダム・ジャパン2024 古馬春シーズンに組み込まれた地方全国交流重賞で、ハイレベル地区の南関東、北海道から難敵遠征勢もラインアップ。ただ軸に一番ふさわしいのは、重賞初制覇に機が熟す名古屋の◎5 コンビーノ（牝5、竹下直人厩舎）だ。昨秋復帰後、6戦パーフェクト連対。セールスポイントの堅実差しで安定感抜群の走りを披露する。ダートグレード挑戦した名古屋大賞典JpnIII（昨年3月・8着）を除けば、最近5戦の重賞では2着4回、3着1回とあと一歩のところでタイトルを逃している。コーナーで動きが鈍くなったり、道中ズブさがあるための惜敗続くも、直線ではきっちり末脚を伸ばし、結果を残す。前走2着も勝ち馬は無敗馬セブンカラーズでは仕方なし。それでも直線半ばで差し返す内容ある走りでしっかりアピールしていた。当地コースも3戦とも2着と問題なし。復帰当初の体の硬さも徐々に消え、調教、追い切り気配もアップしてきた。待望の重賞初制覇を飾りたい。

もちろん強敵はレベルの高い南関東、北海道の遠征勢。なかでも一番の魅力は○4 グレースルビー（牝7、大井・堀千亜樹厩舎）。前走は5着に終わったが、難敵JRA勢らを相手に積極的なレースで挑んだクイーン賞JpnIIIでむしろ価値は高まる。直線が短く、小回りになる笠松コースは脚質からプラス要因。押し切りは互角。

ともに休養明け初戦で評価を下げたが、▲10 ウワサノシブコ（牝6、北海道・佐久間雅貴厩舎）は地元オープンで好勝負する実力派。△6 ジュランビル（牝8、大井・福永敬厩舎）は昨年4月には地方全国交流重賞の佐賀ヴィーナスカップを快勝した先行派。パドックや返し馬で気配のチェックを欠かさずにしたいが、ともにあっさり勝ち切れる力の持ち主だ。