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好相性誇る塚本騎手＆ハクサンマックス「雪解特別」（名古屋競馬）

3月12日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「雪解特別」（A級5組、名古屋競馬場1700メートル）。

上位馬の評価差わずかだが、前走ロスある競馬が目立った◎10 ハクサンマックス（牡6、櫻井今朝利厩舎）の反撃を狙い撃ちだ。2走前を鋭く差し切り、待望の当地初Vを飾ったが、前走の3着は消化不良の走りに終わった。レース前半では掛かって折り合い苦しむシーンがあった。しかも道中、包まれて窮屈な競馬を強いられ、直線も伸びる外に進路を見い出せず、必然の展開負けと言えた。距離は引き続き、しぶとい末脚が生きる得意の中距離。当地初Vを飾るなど2戦2連対と好相性の塚本征吾騎手とのタッグ復活も買い材料。さらに流れに乗りやすい外枠8枠スタートも好都合。前走のうっ憤晴らしと行きたい。

勢い魅力は○2 ダイセンストーム（牡5、今津博之厩舎）。3走前のC級2組からB級2組、B級1組特別と、粒ぞろいメンバーながら早めの抜け出しで快勝。潜在能力を改めてアピールした。ただ1月の2000メートル戦では掛かって粘りが甘くなり、外枠時の好走が多いタイプでもある。スムーズに流れに乗れるかが勝利への鍵になりそうだ。

▲1 シンコーマーチャン（牡10、今津博之厩舎）は相変わらず勝ち切れないが、近3戦を3、2、3着と、持ち前の堅実差しを発揮する好調なベテランで、もちろん馬券に欠かせない。

穴は△3 カミルレ（牝7、植松則幸厩舎）。近2走はスローペースの流れで末脚不発に終わるが、3走前には大外一気劇で頭まで鋭く突き抜けてみせた。速い流れなど差し馬向きの展開になれば一発に注意したい。