兵庫
2024年03月21日
地元馬テーオーターナーが差し切る「芦屋川特別」(園田競馬)
21日(木)の園田競馬メイン第11レースにJRA交流「芦屋川特別」(JRA1勝クラス・地元馬920ポイント以下、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎9 テーオーターナー(セン6、盛本信春厩舎)は前走の白銀争覇(笠松)では先に抜け出した2頭から離されたが、外から懸命に伸びて4着に好走した。オープン特別では4走前の2着が最高だが、その時の勝ち馬は白銀争覇を制したバーニングペスカで、実力的にはオープンでも十分通用する。今回はJRAのメンバーがやや低調な成績という点をふまえると、末脚がさく裂して良さそうだ。
○4 ピースキーパー(牝5、JRA・奥村豊厩舎)は芝、ダートともに使われているが、近走は4戦続けてダートを使われている。特に4走前は内ラチ沿いをうまく立ち回って勝ち馬からコンマ3秒差の5着に入っており、小回りの適性は高そうだ。地元の吉村智洋騎手とのコンビで勝利を目指す。
▲5 ツウカイアペックス(牡6、JRA・千田輝彦厩舎)は大井と北海道で計7勝している。2走前に名古屋で行われたJRA交流では2頭の追い比べの末に敗れたが、砂の深い内を通っていたことを考えればよく粘っていたと判断できる。好位から運べるとベストだろう。
☆10 キーウィル(牡4、JRA・宮徹厩舎)は出脚が速い方ではないが、4走前に笠松で行われたJRA条件交流では鋭く突き抜けており、潜在能力は高いものがありそう。跳びの大きな馬で外枠は歓迎だろう。
△1 ナオミニデレデレヤ(牝5、JRA・畑端省吾厩舎)は3走前のJRA条件交流で今回も対戦するツウカイアペックスに離されており、ここでは分が悪い印象だが、園田で好成績を挙げる永島まなみ騎手とのコンビで積極的に仕掛けてきそうだ。
△11 イルティモーネ(セン11、石橋満厩舎)は往年の力こそないものの、前走は地元の一線級がそろったオープン特別でコンマ7秒差まで詰め寄っていた。今回も展開がハマれば面白い存在になる。相性のいい下原理騎手とのコンビで復活を目指す。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)