岩手
2024年03月24日
牝馬同士ならレッドオパール断然「あやめ賞」(水沢競馬)
24日(日)の水沢競馬メイン第12レースは3歳牝馬重賞「第49回あやめ賞」(水沢競馬場1400メートル)。
◎11 レッドオパール(菅原勲厩舎)は北海道4戦1勝から転入後、あっさり3連勝をマーク。2戦目には重賞・寒菊賞を完勝しました。その後はリフレッシュに専念。3カ月の休養を経て準重賞・奥州弥生賞から始動し、きっちり快勝。幸先のいいスタートを切りました。ライバルと目されていたリトルカリッジが自重したため、ほぼ勝負づけが済んだメンバー構成。4連勝へ王手をかけました。
○1 セイバイラック(板垣吉則厩舎)は一貫してオープン戦線を歩み、重賞でも勝ち負けを演じる堅実さが身上。デビューから一度も着外に沈んだことがありません。半面、勝ち味の遅さがネックで1勝のみ。奥州弥生賞でも絶好のポジションをキープしながら3着に終わりました。それでも上位を確保し続けるのが地力の証。
▲8 オフビート(齋藤雄一厩舎)はデビュー戦の盛岡ダート1000メートルを快勝しましたが、以降は気ムラな面をのぞかせて足踏み。しかし休み明け初戦の奥州弥生賞で逃げの手から強じんな粘りを見せてクビ差2着。一皮むけ、今年は飛躍の年にしたいところでしょう。
△3 マラカイト(齋藤雄一厩舎)は南関東2着2回から転入戦を完勝。相手は強化されましたが、走破タイムはそん色なし。
△2 カリフィア(櫻田康二厩舎)は昨最終戦を快勝し好ムードでシーズン終了。今季初出走ですが仕上がり上々。
△5 ミヤギシリウス(畠山信一厩舎)は冬期間、テンコー・トレーニングセンターで鍛え直して帰郷。変わり身に注目です。
(文/松尾康司)