レース展望・予想

金沢

2024年03月25日

金沢スプリングカップへ向けての一戦「スプリング特別」(金沢競馬)

金沢競馬は今週の月、火曜日の2日間連続開催で2023年度のフィナーレを迎えます。3月25日(月)は最終第10レースの準重賞「スプリング特別」(A1級二組・A2級、金沢競馬場1400メートル)がメインカードになります。4月21日に行われる重賞・金沢スプリングカップへの優先出走権を狙って、兵庫からの転入馬が始動します。

◎6 エイシンアンヴァル(牡7、中川雅之厩舎)は兵庫で重賞勝ちこそありませんが、昨年6月には1870メートルのA1・A2級で逃げ切るなど9勝を挙げています。休養明けだったここ2走は先手が奪えず入着いっぱいでしたが、気分良く逃げるとしぶといスピードを発揮するタイプで、先行有利な今の金沢の馬場状態には合いそうです。追い切りでもダイナミックな動きを見せており、久々の1400メートル戦に戸惑わなければ、あっさり押し切っても不思議ではありません。

○1 ガムラン(牡6、佐藤茂厩舎)は昨年の百万石賞2着馬で、昨年末の最終開催で戦列に復帰しましたが、好位追走いっぱいの4着と奮いませんでした。その後冬場に自厩舎で休養したことで追い切りでのスピード感が増しており、急仕上げが否めなかった前走時よりも出走態勢は整っているようです。1400メートル戦は昨年中央から戻ってきた再転入初戦で同僚のオヌシナニモノに続いて2着と好走しており、最内枠から発馬を決めて逃げた馬を前に見ながらレースを進めることができれば、巻き返しがありそうです。

▲5 キープクライミング(牝5、中川雅之厩舎)は開幕戦のA1級一組(1400メートル)で勝ったオヌシナニモノには離された4着でしたが、直線内から伸び返して次位争いを演じました。どんな相手にも怯まずに食い下がっていくしぶとい先行スピードは今年も健在で、冬休み明けをたたかれて息保ちがアップしてくる今回は、前走以上の着順が期待できます。

△3 カレンリズ(牝7、佐藤茂厩舎)は転入初戦のA1級一組で、オヌシナニモノを抑えて先手を主張しましたが、4コーナー手前で力尽きてしまい、11着の最下位に沈みました。まだ息保ちの面に不安はありますが、スタートダッシュの速さは魅力で、馬体が絞れてくるなら変わり身があるかもしれません。

△2 ルナエルモッサ(牝5、川添明弘厩舎)は兵庫2勝馬ながら、金沢ではA2級一組からのスタートと転入条件が厳しそうに映りましたが、終始好位をキープして4着に踏ん張りました。金沢A級でもやれる手応えをつかんだ今回はさらなる上積みが見込めそうです。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
6⇔1・5・3・2(8点)

3連単(フォーメーション)
6→1・5・3・2→1・5・3・2
1・5・3・2→6→1・5・3・2(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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