兵庫
2024年03月27日
地元のオープンでは堅実サンロアノーク「ラジオ関西賞」(園田競馬)
27日(水)の園田競馬メイン第11レースに「ラジオ関西賞」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 サンロアノーク(牡8、田中一巧厩舎)は前走の笠松・白銀争覇では他の馬がゲート内で落ち着きを欠いていたことにつられて、テンションが上がって出遅れたうえに、道中も脚をためられずに本来の伸びを欠いた。兵庫に転入してからオープン特別では1度も連を外しておらず、毎回強烈な末脚を繰り出している。地元で巻き返しといきたい。
○6 ケンジーフェイス(牡6、中塚猛厩舎)は今年に入ってオープン特別を連勝中。前走は前週20日のオープン特別を勝利したドンフクリンとの追い比べを制した。従来よりも前の位置で競馬ができており、末脚の確実性も増している。ここで賞金を加算して重賞戦線に名乗りを上げたい。
▲1 ハナブサ(牡7、森澤友貴厩舎)は58キロでも苦にしないタイプだが、前走のような力のいる馬場ではさすがに斤量差が影響した。今回も時計のかかる馬場になると持ち味の切れ味を削がれそうだが、地力でカバーしたい。
☆4 サンライズホープ(牡7、柏原誠路厩舎)は22年みやこステークスGIIIの覇者。その後は勝負どころでやめてしまう面が出て結果が出ておらず、心機一転で兵庫へ転入してきた。追い切りの動き自体に衰えを感じる点はなく、短い距離で最後まで集中して走れれば復活の可能性を秘める。
△5 ルノワール(牡8、橋本忠明厩舎)は園田初登場になるが、切れる脚がない分、直線の短い園田の方が力を発揮できるかもしれない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)