岩手
2024年03月29日
3歳四冠ミニアチュールが始動「桃花特別」(水沢競馬)
今週の水沢競馬は29日(金)、30日(土)、31日(日)の変則開催。29日のメイン第11レースは「桃花特別」(A級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎2 ミニアチュール(牝4、佐藤祐司厩舎)は昨年、牝馬も含むクラシック四冠を含めて6勝マーク。岩手3歳最優秀馬、最優秀牝馬に選ばれました。終盤2戦は大敗を喫しましたが、ロジータ記念は大幅な体重減、トウケイニセイ記念は回復を優先させたため今度はプラス21キロ。本来の能力を出せなかった印象でした。4カ月ぶりの実戦がカギを握りますが、このメンバーなら地力上位。首位を奪回し、今後に弾みをつけたいところでしょう。
○6 ハクシンパーソナル(牡6、千葉幸喜厩舎)は昨年6勝、2着2回。追い込み脚質のため取りこぼしもありましたが、ツボにはまれば鮮やかなまくり脚を駆使して突き抜けました。今季初戦は8着止まりでしたが、スローに落とされた上、レース勘も取り戻していませんでした。ひと叩きされて今度こそ本領を発揮。
▲1 ボウトロイ(牡6、菅原勲厩舎)は昨年5勝。夏以降は調子を崩しましたが、昨最終戦を逃げ切って快勝。復調の手ごたえをつかんでシーズンを終えました。前走も10番人気ながら4着に粘って順調をアピール。今回は絶好枠を引き当て、マイペースの逃げ必至です。
△8 ブローヴェイス(牡5、木村暁厩舎)は中央2戦から再転入戦2着。相手が緩和され、あっさりまで。
△3 スパイスマジック(セン9、伊藤和忍厩舎)は前走3着。相手なりに駆ける堅実さは今年も健在。
△4 レールガン(牡7、佐藤浩一厩舎)はひと叩きほしいところですが、決め手随一。
(文/松尾康司)