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実績上位のブンブンマル反撃態勢「アクアマリンオープン」（名古屋競馬）

3月29日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「アクアマリンオープン」（A級1組、名古屋競馬場1500メートル）。

今度こそ◎6 ブンブンマル（牡6、川西毅厩舎）が人気に応える。新春の名古屋記念を完勝で飾り、5度目の重賞制覇を成し遂げた断然の実績派も、成績を残せていない近況。ただ初めての笠松出張戦や、前走は掛かってハイペースの流れに巻き込まれるなど、明確に敗因が分析できる。最終追い切りで鋭い動きを披露したように調教気配にデキは依然として悪くない。もまれ弱い面があり外枠時に好走が多く、9頭立ての6枠スタートも願ったり。1500メートルは鋭い抜け出しを決めた名古屋記念と同距離の得意舞台でもある。流れに乗ってレースを進め、力とプライドの走りでファンのエールに応えたい。

ライバルは堅実駆けに定評ある○3 コンビーノ（牝5、竹下直人厩舎）。近3戦連続2着に留まるがそのうち2走は重賞参戦。勝負どころでのズブさ、反応の悪さが勝ち切れない一因だが、安定感はブンブンマルをしのぐ。連軸という点ではむしろ上位の存在と言える。

本質的に1500メートル戦は距離不足だが、鋭い決め脚を持つ▲5 セイヴァリアント（牡8、安部幸夫厩舎）も好勝負が可能。絶好の手ごたえで鋭く抜け出した2走前のように外に持ち出せれば一撃十分。

強さとモロさが同居するタイプも、先行態勢を築けば△8 ハディア（牡7、今津博之厩舎）の粘り込みにも注意が必要。