レース展望・予想

笠松

2024年04月04日

キャッシュブリッツ当地2連勝へ「笠松プリンシパルカップ」(笠松競馬)

4月4日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「笠松プリンシパルカップ」(3歳、笠松所属馬限定、笠松競馬場1900メートル)。

駿蹄賞トライアルでもある新設限定準重賞に好素材がスタンバイするが、圧巻のランを前走披露した◎6 キャッシュブリッツ(牡、笹野博司厩舎)がV争いをリードする。転入戦だった重賞・スプリングカップは強敵ぞろいで掲示板確保の5着がやっと。しかし前走一変。太めで余裕あった馬体がひと叩きされた効果でシェイプアップし、ブリンカー装着でテンから行きっぷりがよくなると、絶好の2番手からレースを進め、最終3コーナーで早々に先頭へ。そして直線手前で軽く気合を入れられると2段加速し、悠々5馬身差つける完勝で飾った。中央1勝の力とプライドを発揮する勝ちっぷりだった。前回より追い切りは軽めもシャープな伸びを見せて依然好気配。300メートル延びる距離も中央時の勝利が1800メートル戦なので問題なし。当地2連勝で、タイトル戦線へアピールしたい。

○5 ハヤイモノガチ(牡、大橋敬永厩舎)は前走、古馬相手にB級戦で健闘。勝ち馬にクビ差振り切られたが、しぶとい走りで連対を確保した。ライデンリーダー記念、ジュニアグローリーともに6着と重賞では結果ひと息もオープンVの戦歴がある地力派。当然勝ち負けだ。

転入馬▲9 ウィルソンウェイ(牡、加藤幸保厩舎)は不気味な存在。高知では成績イマイチも中央時は2度の馬券貢献含め、7戦中5回掲示板に入ってみせた実力派。手ごろな相手に変わった東海移籍で変身あっても驚けない。

距離延長がポイントも、非凡なスピードを持つ△3 ヨウルプッキ(牡、後藤正義厩舎)の粘り込みにも注意が必要。

おすすめの買い目

馬単
6→3・5・7・9(4点)

3連単(1軸流し)
6→3・5・7・9(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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