佐賀
2024年04月21日
高知ミニョンが重賞2連勝か「佐賀ヴィーナスカップ」(佐賀競馬)
21日(日)佐賀競馬メイン第6レースは地方全国交流重賞「第8回佐賀ヴィーナスカップ」(4歳以上牝馬、佐賀競馬場1400メートル)。グランダム・ジャパン古馬春シーズンの第6戦です。
◎3 ミニョン(牝5、高知・田中譲二厩舎)は、前走のレジーナディンヴェルノ賞(2月25日、高知1900メートル)では逃げたアンティキティラの3番手を進み、直線半ばで交わし一気に3馬身(コンマ6秒)差をつけての重賞初制覇でした。今回の遠征馬5頭のうち、4頭は同レースの出走馬。今回が初遠征ですが、前走同様の走りを見せれば、重賞2連勝の可能性は高そうです。
○2 クリノメガミエース(牝5、兵庫・石橋満厩舎)は、レジーナディンヴェルノ賞では中団を進みましたが、位置取りを上げて行くことができず、ミニョンから1秒4差の7着でした。昨年も佐賀ヴィーナスカップに参戦。3番手を進み勝ち馬からコンマ4秒差の3着でしたが、重賞で強い相手と戦い続けており、高知から佐賀への馬場替わりでの浮上が期待されます。
▲1 アンティキティラ(牝5、高知・別府真司厩舎)は、昨年の古馬シーズンでは佐賀ヴィーナスカップ(4着)など計4戦に参戦し、総合3位の成績を挙げました。遠征では、佐賀・花吹雪賞など3勝を挙げており経験豊富です。
そのほか、△6 アイヤナ(牝4、兵庫・田村彰啓厩舎)、△8 アキュートガール(牝5、兵庫・尾林幸二厩舎)の兵庫2頭や、佐賀勢では嘉瀬川賞(2月24日、1300メートル)2着の△9 アイメイドイット(牝8、山田義人厩舎)に上位進出を期待したいところです。
(文/上妻輝行)