岩手
2024年04月28日
ゴールデンヒーラー重賞2連勝なるか「栗駒賞」(水沢競馬)
28日(日)水沢競馬メイン第11レースはオープン重賞「第36回栗駒賞」(水沢競馬場1400メートル)。
◎8 ゴールデンヒーラー(牝6、佐藤祐司厩舎)は2歳時から常にトップグループを走り続ける強豪牝馬。これまで重賞9勝。今季初戦の白嶺賞も2番手からあっさり抜け出して完勝し、水沢1400メートルは白嶺賞を含めて4戦4勝とパーフェクト成績。短距離に自信ありのメンバーがそろいましたが、地力上位。重賞2連勝に王手をかけました。
○1 ゲンパチプライド(牡5、畠山信一厩舎)は中央ダート1200、1400メートル各1勝から転入。白嶺賞は小回りがネックでしたが、直線鋭く伸びて2着。難なくクリアして上々の滑り出しを決めました。コース2度目で逆転を狙います。
▲2 タイセイアベニール(牡9、佐藤雅彦厩舎)は中央芝1200メートルで5勝をマークし、重賞経験も豊富。小回りダートをこなせるかがカギを握りますが、3歳時に端午ステークス(京都ダート1400メートル)2着。転入前にも3度使われており問題なし。いきなり勝ち負けまで十分。
△5 ドルズプライスレス(牡5、伊藤和忍厩舎)は一昨年10月、中央未勝利から転入後、7勝を荒稼ぎ。自慢のスピードが冴え渡っています。今季は白嶺賞から始動して3着。最後は一杯となりましたが、太目もこたえたか。引き続きベストの1400メートルで今度こそ。
△3 フジラプンツェル(牝4、瀬戸幸一厩舎)は赤松杯12着でしたが、出走取消後では仕方なし。得意の1400メートル戦で反撃。
△6 キモンリッキー(牡5、板垣吉則厩舎)は中央2勝クラスから再転入戦を快勝。相手は大幅に強化されましたが、果敢に挑戦。
(文/松尾康司)