ばんえい
2024年04月28日
今年こそメムロボブサップが決める「ばんえい十勝オッズパーク杯」(ばんえい帯広競馬)
4月28日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第18回ばんえい十勝オッズパーク杯」(4歳以上選抜)が行われます。
最軽量がA1級で710キロのゴールドハンターで、あとのオープン馬8頭は720キロです。昨年度の賞金上位馬が選抜されて行われる春一番の重賞レースで、近年は第15、16回をアオノブラックが連覇、その3連覇を阻んだのが第17回優勝のインビクタで、今回は連覇が掛かった一戦です。
◎2 メムロボブサップ(牡8、坂本東一厩舎)720キロを本命に推します。初戦のスプリングカップは2着アオノブラックに9秒1の大差をつけています。メンバー中に第16回でアオノブラックが連覇し、第17回ではインビクタが優勝していますが、ともに1番人気に支持されたのがメムロボブサップです。今回も前哨戦のスプリングカップを快勝して挑むばんえい十勝オッズパーク杯ですが、重量、馬場状態とメムロボブサップが勝つ条件は揃っています。
○6 アオノブラック(牡8、金田勇厩舎)720キロが対抗です。スプリングカップはスタートから中位を進み、障害はメムロボブサップから遅れての5番手でしたが、直線では鋭く伸びて2着は確保しています。ばんえい十勝オッズパーク杯は過去に2連覇している相性の良い重賞、今回は巻き返します。
▲5 インビクタ(牡8、松井浩文厩舎)720キロが3番手です。少し重量に左右されるタイプで、高重量戦になると厳しい展開となりますが、昨年のばんえい十勝オッズパーク杯優勝馬で720キロは1番持ち味が出せる重量、当然連覇を狙える状態で仕上がっています。
(文/小寺雄司)