兵庫
2024年04月02日
タイキクラージュが距離延長で変身狙う「そのたんお誕生日記念」(園田競馬)
4月2日(火)の園田競馬メイン第11レースに「そのたんお誕生日記念」(C1、園田競馬場1870メートル)が行われる。
◎2 タイキクラージュ(牡4、永島太郎厩舎)はC1に昇級してから2戦とも1400メートルを使っていたが、ともに逃げ切りを許しており、今回は距離延長で一変を狙ってきた。園田では転入初戦以来の1870メートル戦になるが、折り合いの心配はなく、中央時代の実績をふまえても苦にすることはない。追い比べに持ち込みたい。
○9 ユキノマリア(牝4、保利良平厩舎)は2走前に姫路への輸送で馬体を減らしてしまい、その後は輸送のない園田に備えて馬体回復に努めてきた。その効果が出て、前走は後方からひとまくりで新馬戦以来の勝利を挙げた。今回は前走から1キロ増の55キロになり同様の末脚が使えるかどうかが鍵になるが、勢いを信頼したい。
▲5 パリパリ(牝4、碇清次郎厩舎)はC1昇級戦で初めて1700メートルを使い、ユキノマリアには及ばなかったが、3着に入って中距離戦でもメドを立てた。脚を長く使うタイプでさらなる距離延長も問題なさそうだ。前進が期待できる。
☆8 デリカテッセン(牡6、坂本和也厩舎)は切れる脚がない分、先行できれば一発を狙える。距離延長で出脚がつけばチャンスがある。
△3 コスモタイシ(牡7、南弘樹厩舎)は姫路で好調だっただけに前走が案外だったが、もう1列前で運べれば大駆けがありそうだ。
△10 サトノドルチェ(セン5、森澤友貴厩舎)は昨年6月のC1、1700メートルで逃げ切った実績がある。今回は他に行きたい馬が少なく、展開利が見込める。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)