岩手
2024年04月08日
良化確実ヴァルラームがリード「夢・希望 未来へ前進」(水沢競馬)
8日(月)水沢競馬メイン第12レースは「夢・希望 未来へ前進」。今回はB1級・水沢競馬場1400メートル条件で行われます。
◎3 ヴァルラーム(牡8、佐々木由則厩舎)は前走、後方待機策からロングスパートをかけて4コーナー先頭。そのまま押し切る強い内容で完勝しました。好調メンバーがそろいましたが、前走タイムでもリード。加えて休み明けでプラス15キロの太め残りでしたから、さらに良化確実。2連勝に王手をかけました。
○12 トチノヒーロー(牡6、酒井仁厩舎)は南関東B3級から転入。2戦連続で2着にまとめました。特に前走は1着ホワイトブライドにクビ差で惜しくも勝利を逃がしました。いい脚を長く使える半面、詰めに課題を抱えている印象。仕掛けどころがカギを握りますが、早めに動いて活路を拓きたいところです。
▲11 ホワイトブライド(牝6、瀬戸幸一厩舎)は前回快勝。好枠から先手を主張して鮮やかな逃げ切りを決めました。昨年まで主戦場は盛岡のイメージがありましたが、単なる巡り会わせ。一度、好調サイクルに入ると活躍時期が長いのが特長。今回は一転して外枠に入りましたが、控える競馬も問題なし。あっさりまで十分。
△1 アオイカツマ(牡6、酒井仁厩舎)は昨年12月、中央2勝、南関東1勝・B2級から転入。初戦はA級戦で6着でしたが、今年はB1降格。メンバーにも恵まれて2戦目を完勝し、弾みがつきました。
△2 ビッグタマテルーフ(牝5、伊藤和厩舎)は先行力と粘りが身上。ペースが落ち着けば連対を確保。
△10 サトノマッスル(牡7、伊藤和忍厩舎)は今季2戦ともスローに落とされたのが敗因。
(文/松尾康司)