レース展望・予想

名古屋

2024年04月09日

長距離巧者の地元アンタンスルフレに期待「東海桜花賞」(名古屋競馬)

4月9日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「第64回東海桜花賞」(名古屋競馬場2100メートル)。

今年から名古屋グランプリJpnIIのトライアルに変わり、距離も2100メートルに延長された春の名物・地方全国交流重賞。遠征勢4頭を含む、長距離が得意な精鋭12頭がフルゲートで激突する。上位馬の評価差わずかだが、地の利がある地元◎8 アンタンスルフレ(セン6、角田輝也厩舎)から狙いたい。昨秋の東海菊花賞で重賞V3を飾った後、南関東へ武者修行。2走前の重賞・金盃では失速し7着に終わったが、そのトライアルでは2番手から差し切ってオープン特別を制覇。長丁場レースでの持ち前の強さ、しぶとさを示してみせた。プラン通り、今春再び東海へ戻ってきた長距離巧者は、当地重賞で3戦3連対(ダートグレード競走は除く)と抜群の安定感を誇る。前走大敗は難敵相手の中央・阪神大賞典GII挑戦で仕方なし。地元名古屋ファンの前で改めて健在ぶりを見せつけたい。

実績上位は○11 アナザートゥルース(セン10、北海道・田中淳司厩舎)。中央時にダートグレード戦線で活躍した実力派は、復帰戦だった前走のダイオライト記念JpnIIで地方勢最先着の5着は確保。10歳を迎えてもまだまだ衰えていない。暮れの名古屋グランプリJpnIIでも4着に食い込んでおり、地方勢同士なら当然勝ち負けだ。

前走の佐賀・はがくれ大賞典は8着不発に終わった▲1 トランセンデンス(牡6、高知・田中守厩舎)にも高評価が欠かせない。2走前の姫路・白鷺賞では兵庫のラッキードリームと好勝負した。高知移籍で一時のスランプから脱出しているようだ。

約3カ月ぶりの実戦復帰の△6 ブリーザフレスカ(牝5、塚田隆男厩舎)は久々を苦にしないが、スローペースで上がりの競馬になりやすい長丁場より流れる中距離の方がいいタイプ。直線勝負に持ち込めるかが好走への鍵になる。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
8⇔1・4・6・11(8点)

3連単(フォーメーション)
8→1・4・6・11→1・4・6・11
1・4・6・11→8→1・4・6・11(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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