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シュネルクィーンの末脚を見直したい「陽春特別」（園田競馬）

9日（火）の園田競馬メイン第11レースに「陽春特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎2 シュネルクィーン（牝4、永島太郎厩舎）の前走はJRAのルーキー吉村誠之助騎手が騎乗してうまく立ち回ってきたが、ゴール前で3頭横並びの末に、外のホテルカリホルニアにハナ差かわされた。しかし相手はA2からの降級馬で、シュネルクィーン自身はB1でも上位争いできることを証明した。今回は主戦の廣瀬航騎手に手が戻り、鋭く突き抜ける。

○6 ネネ（牝5、盛本信春厩舎）の前走は初めての1230メートル戦で、逃げたカルラファクターがなかなか止まらずに2着止まりだったが、ペースにうまく対応できていた。今回は1400メートルに戻るが、単騎逃げが可能で逃げ切るシーンも考えられる。

▲7 ワーイズオーバー（牡6、保利良平厩舎）は休み明け2走目でポカが出たのか末脚不発に終わって掲示板外に敗れたが、調整自体は今回も順調に行われている。中2週で反撃となるか。

☆1 ゼンダンリュウ（牡6、飯田良弘厩舎）は7カ月半ぶりの出走だが、能力検査ではスイスイ飛ばして好時計を出しており、従来の休み明けよりは仕上がりが良さそうだ。決め手が生きる流れになれば浮上できる。

△4 モウショウ（牡5、保利良次厩舎）は少しムラっぽいが、今回は先行馬が手薄で前残りの可能性を秘める。近走は少し馬体が立派に映っており、当日のパドックで馬体が絞れているようだと一発がありそうだ。